商標登録は慣れてしまえばそれほど難しくはありません。しかし、慣れるまで何度も行う人は殆どいないでしょう。そこで手間を省くために、専門家に代理登録を依頼する人もたくさんいます。
商標登録を代理で登録してくれる専門家とは
インターネットで調べていると、商標を代理登録してくれる専門家について記載されていることがあります。専門家にはいろいろな人がいるので、誰に依頼すればよいのかわからない人も多いでしょう。主な専門家と言って思い浮かぶのは、弁護士や司法書士、税理士や会計士、行政書士などが一般的です。
しかし、商標登録の代理人となれるのは、弁理士という専門家です。名前は弁護士とよく似ていますが、全く専門分野が異なっています。もし商標登録を考えている人で、手間を省くために代理登録をしてもらいたいという人は、弁理士を探しましょう。
弁理士とはどのような職業なのか
弁理士というのはあまり聞いたことがないという人も多いでしょう。弁理士は商標登録など、特許庁への手続きの代理人として働いています。商標登録や特許技術などは、産業財産権と呼ばれているのですが、この産業財産権の登録をする代理人が弁理士なのです。
一般の人は、あまり利用することがないでしょう。しかし、これから事業を行う人や、業務拡大を行う企業などは、お世話になることが多いのです。商標登録は手間がかかるので、あまり自分で行うという人はいません。
弁理士は国家資格保有者
弁護士のような専門職に就いている人は、必ず国家資格を保有しています。弁理士も国家資格を保有しているので、安心して商標登録の代理を任せることができるのです。日本で弁理士制度というのは、1899年から行われていると言われています。
関連する記事
≪ 前の記事：商標登録は早い者勝ち を読む
次の記事：自分で商標登録をするとデメリットが大きい を読む ≫